簡単デザートとお菓子の思い出

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結婚したばかりの頃、よく私は手作りで、お菓子やデザートを作った。

手作りなら、甘さを加減できるし、お店では高いものも安価で作れることもある。夕飯の後にはよく、白玉団子のデザートが登場した。きな粉に黒蜜がかかっていたり、あんこやアイスクリームがのったものなど、ファミリーレストランのメニューにあるようなものを真似て作った。

朝食に登場するのは、バナナの入ったホットケーキ。お弁当にも薄く小さく焼いてたくさん持って行ったりもした。旦那はいつも、それを楽しそうにしていた。

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思い出のお菓子たち

私が結婚して最初の2年は、旦那の実家から徒歩2、3分程のアパートに住んでいた。それまでは義母にも気兼ねすることなく自由にキッチンに立っていたものだ。合鍵を作ってしまう位心配性の義母は、時々夕飯の差し入れにも来ていた。

私達が同居するようになるときには、ルーツパイをたくさん作って挨拶をしにいったことをよく覚えている。親と一緒に生活することに不安を感じながら、一生懸命になって作ったことを。

プレゼントのお菓子は、簡単で失敗のないものがいいと決まっている。フルーツパイは、小さく切ったパイシートにカスタードクリーム、その上にブルーベリーやラズベリーなどのフルーツをのせて焼いた簡単なお菓子だったけれど、とても感心された。

娘が小さな頃も、忙しい合間をぬって、お菓子を作った。娘は好きな食べ物を聞かれると、イチゴと答えるほどイチゴが大好きだった。春先にイチゴが出回るときには、わたしはランチのデザートに、イチゴの入ったミルクゼリーを持たせた。

輪切りにしたイチゴを、ゼラチンと砂糖を溶かした牛乳に入れて冷蔵庫で固めるだけの簡単なものだ。お弁当用の小さなタッパーはいつも空になって返ってきた。娘にはとても懐かしいデザートなのではないだろうか。

私にとって懐かしいお菓子は、娘がまだお話もできない頃に作っていたリンゴのクランブルだ。鍋で食べやすく切ったリンゴレモンと砂糖で煮て、シナモンを振る。同じくらいの割合の小麦粉と小さく切ったバターに、砂糖を入れて指でボロボロにしながら混ぜ、グラタン皿に敷き詰めた煮リンゴの上からかける。180℃のオーブンで、15分くらい、焼く。

甘酸っぱいリンゴとビスケットのようなクランブルの組み合わせが素朴でおいしい。娘は、まずリンゴを指さし、口に入れてあげると、次にはクランブルを指さす。それを交互に繰り返して、夢中になって口いっぱいに頬張るのだ。

コミュニケーションに

私達のコミュニケーションには、お菓子を食べる、ただそれだけのことがあった。それはリンゴのように甘酸っぱく、私の中で思い出される。思い出の手作りのお菓子たち。口にする度、繰り返される幸せな記憶が、心もお腹も満たしてくれる。


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