サフランってご存知ですか?サフランライスとか、パエリヤなどの料理に入っているスパイスです。黄色に染まったサフランライスのあの、独特な香りに病みつきになってしまう人も少なくないでしょう。
私も例に洩れず、サフランライスが好きです。以前はブイヤベースを作った際に、サフランを入れておもてなしなどをしたことがありましたが、とても好評でしたよ!
今日は、サフランについて、調べたことをまとめてみました。
サフランについて
サフランは、主に食料品の着色や香辛料、そして生薬として利用されています。秋口に紫色の花を咲かせ、赤く細長い雌しべを乾燥させて使うのですが、1gのサフランは約300本の花を必要とするので、とても高価なハーブということになりますね。サフランの効用
サフランは数本カップに入れ、お湯を注ぐだけでサフランティーとして飲用することができます。カップの中の湯が黄色く色づいたら出来上がりです。効用としては冷え性やリラックス効果の他、中枢神経を活性化し、記憶力を増進する効果があります。生薬としては「番紅花」と呼ばれ、血管を広げる働きがあるため、老廃物の排除をし、女性特有の月経不順や、ヒステリーまた、更年期障害やうつ病、リューマチなどに良いとされています。めまいや頭痛といった体調不良のときにも効果があるようです。
サフランの摂取量と副作用
一日の摂取量は0.1g~0.3gまでです。摂取量によっては、不眠やのぼせ、動悸などの副作用が出ることがありますので気を付けましょう。子宮の収縮作用もありますので、妊婦の方は控えた方が良いですね。サフランを使って
サフランを使ったブイヤベースは、魚介を贅沢に使ったご馳走スープです。- ニンニクひとかけ、薄切りにしたタマネギ1/2個をオリーブ油で炒め、続いて拍子切りにしたニンジン1/2本、セロリの茎1本を加えて炒め、ほぐしたしめじ2パック、殻付きのえび6尾、アサリ500gを入れて炒める。
- サフラン小さじ1(粉末調味料)、白ワイン1/3カップ、水5カップを加え煮立て、アクを取る。
- 1㎝角のトマト1個、ローリエ1枚、コンソメ1/2個を加えて10分煮る。
- 2~3等分に切り塩コショウ少々を振った鯛4切れと、4等分したカブ5~6個を加え、蓋をして10分煮る。塩コショウ少々で味を整える。